多くのプログラムで条件式を書くとその結果をデータで返してくれます。
Pythonも条件式の結果をデータで返してくれます。
条件式が正しい場合は『True』、条件式が正しくない場合は『False』を返します。
結果を表すデータの種類(または型)を『Bool(またはBoolean)型』と言います。
『if』文などに条件式を書くとき『if 条件式:』と書きますが、実際には『if 条件式 == True:』という書き方を短くしたものです。
『if』文などに条件式を書く場合は基本的に『正しくなる条件』を書きますが、『正しくない条件』を書きたい場合は『if 条件式 == False:』と書けば『正しくない条件』を表せます。
コード
“””
●山田さんが未成年であるか調べるプログラムです
式を『()』でかこむことで、算数で教わったことと同じように
『()』の中の式を先に計算してから『()』の外の計算を行います。
”””
yamada_age = 12 # 山田さんは12歳
# 山田さんが18歳より下であるか調べる
if yamada_age < 18:
print(“未成年です”)
# 山田さんが18歳より下であるか調べる
# (上の『if』文を正しく書いたバージョン)
if (yamada_age < 18) == True:
print(“未成年です”)
# 山田さんが18歳以上ではないかを調べる
# (『正しくない条件』を書いたバージョン)
if (yamada_age >= 18) == False:
print(“未成年です”)
# 条件式の結果もデータなので、変数に入れることもできます
check = yamada_age < 18
print(check)
check = yamada_age >= 18
print(check)
print(“————— プログラム終了 —————”)
実行結果
未成年です
未成年です
未成年です
True
False
————— プログラム終了 —————
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